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マストドン始めました

*一部2023年6月14日に追記しております。


昨年11月あたりからツイッター界隈が何やらいろいろと騒がしく(?)なりました。

SNSが苦手だった自分が思い切って始めたアカウントの凍結からサブアカウントへの切り替えなど経て、そこで知り合った方々とオンライン・オフラインともに楽しく交流させていただいてきたのでとても戸惑いましたが、やはり新体制になり発表される方針変更には疑問が多々ありまして…根幹に人権という概念がない言論の自由を認めてしまったあのプラットフォームで、私はもうパブリックに発言をすることはないと思いますし、準備が整い次第アカウント削除もするつもりでいます。大げさと思われるかもしれませんし、ツイッターという場の利点も理解しているのですが、私はメインアカウントが凍結になった時点で少し引いた気持にはなっていたので、サブアカウントに切り替えてからあまり広げずひっそりやってきましたし、名残惜しさみたいなものは全くありません。そもそも初めてのSNSとしてやっていたGoogle+は存在そのものがなくなってしまいましたし、その時のほうがショックは大きかった気がします。


それでもなんとなく、日頃のちょっとしたこと、政治や社会についての意見など、独り言ちているだけでは済まない体質になってしまっていることも確かなので、いろいろ迷った末、マストドンにアカウントを開設しました。これが、まあ、なんというか、思っていた以上に楽しい。楽しくなるまでには実はちょっといろいろな段階はたどったのでざっとお話しさせてください。


マストドンにはサーバー(インスタンス)というものが存在します。この説明は、知っている方には不要でしょうし、ご存じない方で興味を持たれた場合は検索などして正確な情報を得たほうが良いと思いますので、ここでは詳しく説明しませんが、とりあえず自分のアカウントを持つ拠点的な場所という感じです。同じ趣味の人同士で集まっている場合もありますし、汎用サーバーもあります。自分でサーバーを持つこともできます。サーバーが違うアカウントさんたちとももちろん交流はできるのですけれど、どこにしよう?私にはこれが最初の難関(?)でした。私は同業者さんとの交流があまり得意ではありませんし、音楽のちょっとした話はしたいけど、どちらかというと、ふと目に留まって興味を持つきっかけになってほしいなあという気持ちが強い。なので、汎用サーバーがいい。そのころ、ツイッターでフォロー関係にあった方々が、ある汎用サーバーにぽつぽつとアカウントを作り始めたので、そういう方々が多くいるところにいしました。


さらにちょっとマストドンの説明になりますが、マストドン閲覧にはいくつか種類があります。自分の投稿と自分がフォローしているアカウントの投稿が流れてくる「ホーム」、同じサーバーにいる方々の投稿が流れてくる「ローカル」、各種サーバーの方々の投稿が流れてくる「連合」。基本はこの3種です(二番目の「ローカル」は存在しないサーバーも有ります)。

私が最初にアカウントを作ったところは、この2つ目「ローカル」がひどかった。見ていられない惨状でした。ヘイト発言とかではないのですが(追記:その後そういうものも増えたようです)、ビープ音が入るような言葉の連続…ほんとにびっくりしてしまい、とにかくローカルは開かず、元々ツイッターで知っていた人だけフォローして、ホームだけ見ていました。とはいえ、突然結構マニアックな音楽の話を放出しても意外とLTLを見て反応してくれる方がいたりして、それはそれで面白かった。にしても、ここにいていいのか…。


それで、ほかのサーバーをちょっと調べたら、良さそうなところが見つかりまして、そこに「引っ越し」っていうのをやりました。それが今いるVivaldi Socialというサーバーです。



ここはインターネットブラウザとしてファンも多いVivaldiが運営するサーバーです。なので投稿もEU基準できっちり管理されていて快適です。何よりも、名前!鍵盤作品は書いてくれませんでしたが、Vivaldiですよ!(偶然ではなく、実際A.Vivaldiにちなんで名づけられているそうです。)

「作業がすんだ!」とか投稿すると、ローカルで気軽に「お疲れー」とか声をかけてくれる人がいる。

英語投稿のかたが「言語フィルターのかけ方がわからない」と困っている様子だとみんなで説明にいったり。

もちろんそういうのはツイッターでもあった話ですけれど、ここでの文化は少し違う雰囲気だなあと思っています。

*追記:ただ、最近一部のLTL常連さんが少し度の過ぎたローカル文化を押し出しすぎる傾向が見て取れ、SNSというのは流動的なものだなあというのをつくづく感じています。


楽しくなってきたので、政治や社会の話をするのにもう一つ別のサーバーにもアカウントを作りました。



*追記:こちらも先ごろサーバー引っ越しをしましたので上のリンク修正のうえで情報更新します。

前述のとおり、1月下旬に「差別発言は全面的に禁止」とする日本語話者のサーバーにアカウントを開設したのですが、いろいろな意味で失望することが一度ならずあって、日本人の「差別しない」意識とはこの程度なのか…と、いろいろ考えさせられました。差別やハラスメントをしないで生きるというのはそんなに簡単なことではない。そしてそれは簡単に立証することもできない。結局「差別していない」という自覚がある人がなんとなく寄り集まれば安心できるし気が楽だったりする。そんなことを感じました。

Mastodonは商業主義的に展開するSNSではないので、サーバーの運営は管理人さんのヴォランティアで支えられており、利用するだけの自分からみたら本当にありがたいものなんですが、それとこれとは話が別。そんな時に引っ越したり別の拠点を作ることが気軽にできるのもMastodonの良い点です。そんなわけで、より運営の方針が合うところに引っ越しました。


*こちらも追記事項となります。

演奏動画や写真はVimeoとInstagramに上げてきていますが、InstagramのUIがどうにも好きになれないので、Mastodonで日本在住や日本に興味がある英語話者さんの多いサーバーにもアカウント開設し、英語でのちょっとした雑談とともにそこから投稿することにしました。



ツイッターに比べて「内側での交流にとどまりやすい」といわれるマストドンですが、ツイッターでの発信も結局は届く範囲がとても狭い。世界とつながっているのは錯覚だったんだよなあ、と思い知らされる今日この頃です。


そんなこんなで、このサイトからのツイッターリンクは今日の時点ですべて削除しようと思います。

さようならツイッター(4月末アカウント削除済み)。


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